UI/UXデザイン会社おすすめ16選!ニーズ別に開発会社が厳選

デジタルサービスの成否を左右するUX(ユーザーエクスペリエンス)デザイン。ユーザーが使いやすく、満足度の高いサービスを作るには、専門的な知識と経験が不可欠です。しかし、UXデザイン会社は数多く存在し、それぞれ得意分野や特徴が異なります。

本記事では、目的別に厳選したUXデザイン会社16社をご紹介。戦略立案から実装まで、あなたのプロジェクトに最適なパートナーを見つけるお手伝いをします。

また、本メディアを運営する合同会社ニューラルオプトは、AIシステム開発を得意としています。

「失敗リスクを最小化する」をコンセプトにすることで、通常の開発会社に比べて以下のメリットがあります。

  • 課題起点で提案するので、「作ったものの効果がなかった」を防げる。
  • 組織が活用するまで支援し、「使いこなせない」を防ぐ。
  • 運用しつつ主体的に改善し、費用対効果を最大化していける。

開発外注による失敗リスクを大幅に抑えられますので、ぜひ弊社の受託開発サービスをご検討ください。

目次

【一覧表】UI/UXデザイン会社まとめ

戦略立案から伴走できるUXデザイン会社

事業戦略の段階から関わり、長期的な成長をサポートしてくれる会社をご紹介します。

  • Goodpatch
  • Takram
  • AQ

Goodpatch

Goodpatch Blog グッドパッチブログ

項目内容
会社名Goodpatch
最大の特徴大規模サービス向けUXパートナー
どんなケースにおすすめか事業成長とUI刷新を同時に進めたい
項目評価
課題解決能力5
費用の安さ3
ユーザー調査体制5
UI実装力5
プロジェクト管理品質4

Goodpatchは、大手企業の複雑な課題解決に定評があるUXデザイン会社です。サントリーやJINSといった名だたる企業のプロジェクトで、実際にKPI向上という成果を生み出してきた実績があります。

同社の強みは、単発のデザイン制作にとどまらず、事業成長を見据えた戦略的アプローチ。電通との協業により「X Design Partner」という事業伴走型サービスを提供しており、デジタル変革の全工程をサポートしています。

また、UXに関する知見を積極的にブログで公開し、クライアントの内製化も支援。一時的な外注関係ではなく、長期的なパートナーシップを築きたい企業におすすめです。特に、既存サービスの大幅な改善と事業拡大を同時に進めたい場合に、その真価を発揮するでしょう。

Takram

Takram

項目内容
会社名Takram
最大の特徴ビジョン策定からプロトタイプ迄一気通貫
どんなケースにおすすめか新規事業の0→1フェーズ
項目評価
課題解決能力5
費用の安さ2
ユーザー調査体制4
UI実装力5
プロジェクト管理品質4

Takramは、新規事業創出における日本屈指のデザインコンサルティング会社です。ビジョンの策定段階から具体的なプロトタイプ制作まで、0から1を生み出すプロセス全体を一気通貫でサポートしています。

同社が手がけた案件には、Jリーグや万博パビリオンなど、社会的影響力の大きなプロジェクトが多数。第一生命の「デジホ」では、DX戦略を牽引する革新的なデジタルプロダクトを生み出しました。

費用は決して安くありませんが、それに見合う圧倒的な価値創造力を持っています。特に、従来にない新しいサービスや体験を生み出したい企業、イノベーションを起こしたい組織にとって最適なパートナー。デザイナーへの深いインタビューなども公開しており、クリエイティブな知見も豊富に蓄積されています。

AQ

AQ – 東京とパリのデジタル製品デザイン&リサーチスタジオ

項目内容
会社名AQ
最大の特徴外国籍チームによる日欧ハイブリッドUX
どんなケースにおすすめかグローバル視点で日本市場最適化
項目評価
課題解決能力4
費用の安さ3
ユーザー調査体制4
UI実装力4
プロジェクト管理品質4

AQは、「Your design team in Japan」をコンセプトに掲げるユニークなUXデザイン会社です。外国籍メンバーを中心とした少数精鋭チームが、日本とヨーロッパの文化的な違いを理解した上でのハイブリッドなUX設計を得意としています。

同社の最大の特徴は、リサーチを重視したアプローチ。文化的な差異やユーザー行動の違いを深く理解し、それを踏まえたUX設計を行います。特に、海外から日本市場への進出や、日本企業の海外展開において、その専門性が大いに活かされるでしょう。

経営陣が現役デザイナーとして第一線で活動しており、プロジェクトの質に対する責任感も強い。継続的な支援体制も整っているため、長期的なパートナーシップを求める企業にもおすすめです。グローバルな視点を持ちながら、日本市場の特性も理解したいプロジェクトには最適な選択肢といえます。

BtoB SaaSに強いUXデザイン会社

企業向けソフトウェアの使いやすさ向上に特化した専門会社をご紹介します。

  • Monstarlab
  • beBit(Experience Design Partner)
  • Techtouch

Monstarlab

Monstarlab Group

項目内容
会社名Monstarlab
最大の特徴開発力✕UXでエンタープライズを支援
どんなケースにおすすめかB2B SaaSのUI改善と実装を同時依頼
項目評価
課題解決能力4
費用の安さ3
ユーザー調査体制4
UI実装力5
プロジェクト管理品質4

Monstarlabは、UXデザインと開発力を組み合わせたエンタープライズ向けのデジタルソリューションを提供する会社です。日本郵便のe-Shippingのような大規模なB2B案件を数多く手がけており、企業向けシステムの複雑な要件にも対応できる実力を持っています。

同社の強みは、戦略立案から実装まで一つのチーム内で完結できるワンストップ体制。UXデザインだけでなく、実際の開発・運用まで責任を持ってサポートするため、プロジェクトの一貫性が保たれます。特に、既存システムの大幅な改善と新機能開発を同時に進めたい場合に威力を発揮するでしょう。

また、生成AI技術との連携にも積極的で、最新テクノロジーを活用したソリューション提案も可能。B2B SaaSの競争力向上を図りたい企業、技術的な実装力も重視したい企業にとって、信頼できるパートナーです。開発とUXの両面から総合的なサポートを受けたいプロジェクトには最適な選択肢といえます。

beBit(Experience Design Partner)

ビービット(beBit) | ユーザ視点からの価値創出を追求するエクスペリエンス・デザイン・パートナー

項目内容
会社名beBit
最大の特徴行動データ駆動のUXグロースOps
どんなケースにおすすめか既存SaaSの定着率を高めたい
項目評価
課題解決能力5
費用の安さ3
ユーザー調査体制5
UI実装力4
プロジェクト管理品質4

beBitは、データに基づいたUXグロースOps(継続的な成長支援)を得意とするコンサルティング会社です。独自開発のUSERGRAMというツールを活用し、定量分析と定性分析を統合した科学的なアプローチでUX改善を行います。

同社が特に力を発揮するのは、既存サービスの利用定着率向上。LIONやDeNAなど大手企業での豊富な改善事例を持ち、ユーザーの行動データを詳細に分析することで、具体的な課題と解決策を明確に示してくれます。単発のコンサルティングではなく、長期的な成長を支える運用型のサポートが特徴的。

特に、SaaSサービスで「ユーザーが使い始めても定着しない」「機能は豊富だが活用されていない」といった課題を抱える企業におすすめです。データドリブンなアプローチにより、感覚的な改善ではなく、確実に成果につながるUX改善を実現できるでしょう。

Techtouch

テックタッチ|国内シェアNo.1のデジタルアダプションプラットフォーム

項目内容
会社名Techtouch
最大の特徴デジタルアダプションプラットフォーム
どんなケースにおすすめか社内SaaSの利用定着・操作ガイド導入
項目評価
課題解決能力4
費用の安さ4
ユーザー調査体制3
UI実装力4
プロジェクト管理品質3

Techtouchは、既存のSaaSやWebアプリケーションに画面上ガイドを簡単に追加できるデジタルアダプションプラットフォームを提供する会社です。複雑なシステム改修を行わずに、ユーザーの操作をサポートするガイド機能を実装できるため、コストを抑えながらUXを向上させることができます。

同社のソリューションは、特に社内システムの利用促進に効果的。新入社員のオンボーディングや、システム更新時のユーザー教育など、運用コストの削減にも大きく貢献します。最近では、AI Hubという機能により生成AI連携も簡単に追加できるようになっており、最新技術の導入ハードルも下げています。

SaaSに特化したUX記事も継続的に発信しており、業界への知見も豊富。「既存システムは変更できないが、ユーザビリティを向上させたい」「操作が複雑で社内の利用が進まない」といった課題を抱える企業には特におすすめです。比較的手軽に導入できる点も大きなメリットといえるでしょう。

多国語UXに強いUXデザイン会社

グローバル展開や多言語対応に特化した専門性を持つ会社をご紹介します。

  • btrax
  • Designit Tokyo
  • Fjord Tokyo(Accenture Song)

btrax

日米を拠点とするデザイン会社 | ビートラックス (btrax)

項目内容
会社名btrax
最大の特徴日米マーケット同時展開支援
どんなケースにおすすめか海外プロダクトの日本進出
項目評価
課題解決能力4
費用の安さ3
ユーザー調査体制5
UI実装力4
プロジェクト管理品質4

btraxは、日本とアメリカの架け橋となるUXデザイン会社として、両国のマーケット特性を深く理解したサービスを提供しています。特に、海外企業の日本市場進出や、日本企業の北米展開において豊富な実績を持っており、文化的な違いを考慮したローカライゼーションが得意分野です。

同社の強みは、単なる翻訳や表面的な調整にとどまらない、深いユーザー調査に基づくUX設計。日米のユーザー行動の違いやカルチャーギャップを科学的に分析し、それぞれの市場に最適化したソリューションを提案します。ブログでも日米のユーザーリサーチの違いについて詳細な知見を公開しており、その専門性の高さがうかがえます。

また、Japan Expansionイベントの開催など、単発のプロジェクトを超えた継続的な情報提供も行っているのが特徴。海外進出を検討している日本企業や、日本市場への参入を計画している海外企業にとって、貴重なパートナーとなるでしょう。ローカライゼーションとUXの両面から総合的なサポートを求める企業におすすめです。

Designit Tokyo

Designit:人間性とテクノロジーによるソリューションの革新

項目内容
会社名Designit Tokyo
最大の特徴グローバルデザインネットワーク
どんなケースにおすすめかAPAC複数国同時ローンチ
項目評価
課題解決能力4
費用の安さ2
ユーザー調査体制4
UI実装力5
プロジェクト管理品質4

Designit Tokyoは、30年以上の歴史を持つグローバルデザインネットワークの日本拠点です。Sony Bank英語口座アプリなど、多国籍ユーザーを対象とした複雑なプロジェクトを数多く手がけており、APAC地域での複数国同時展開に特化した豊富な経験を持っています。

同社の最大の特徴は、グローバルネットワークを活かした一貫性のあるブランド体験の構築。各国の文化的特性を理解しながらも、ブランドのコアバリューは統一するという高度なバランス感覚を持っています。人間中心設計の思想に最新テクノロジーを融合させたアプローチにより、使いやすさと革新性を両立したソリューションを提供。

費用は高めですが、グローバル規模でのブランド戦略とUX設計を同時に進めたい大手企業にとっては、その投資価値は十分にあるでしょう。特に、アジア太平洋地域での事業展開を計画している企業や、複数の国で統一感のあるデジタル体験を提供したい企業におすすめです。

Fjord Tokyo(Accenture Song)

“Why”が心を動かす時代。想像を超えた「顧客体験」をいかにデザインするか │ アクセンチュア | Accenture

項目内容
会社名Fjord Tokyo
最大の特徴Accentureのリサーチ資産を活用
どんなケースにおすすめか大手グローバル企業のCX刷新
項目評価
課題解決能力4
費用の安さ2
ユーザー調査体制4
UI実装力5
プロジェクト管理品質4

Fjord Tokyoは、世界最大級のコンサルティング会社であるAccentureのデザイン部門として、豊富なリサーチ資産とグローバルネットワークを活用したCX(カスタマーエクスペリエンス)刷新を得意とする会社です。東京スタジオの開設により、日本市場への深い理解と世界標準の知見を組み合わせたサービスを提供しています。

同社の強みは、単なるデザイン制作にとどまらない、ビジネス変革全体を見据えた戦略的アプローチ。Accentureの豊富なデータやインサイトを活用し、グローバル企業の複雑な組織課題も含めた包括的なソリューションを提案できます。また、毎年発行される「Fjord Trends」レポートでは、最新のデザインとテクノロジーのトレンドを発信しており、その先見性の高さも評価されています。

費用は決して安くありませんが、大規模なデジタル変革プロジェクトを成功に導く力は圧倒的。特に、グローバル展開している大手企業や、組織全体のCX改革を必要とする企業にとって、心強いパートナーとなるでしょう。APAC地域での展開をリードする立場にあり、アジア市場での成長を目指す企業には特におすすめです。

アクセシビリティ特化UXデザイン会社

誰もが使いやすいデザインを実現する、アクセシビリティ専門の会社をご紹介します。

  • Mitsue-Links
  • freedoor
  • GIG

Mitsue-Links

ミツエーリンクス|Webサイト構築・運用でコミュニケーションデザインを提供

項目内容
会社名ミツエーリンクス
最大の特徴国内屈指のWCAG/JIS対応実績
どんなケースにおすすめか公共・大企業サイトのAA準拠
項目評価
課題解決能力4
費用の安さ3
ユーザー調査体制5
UI実装力3
プロジェクト管理品質5

ミツエーリンクスは、日本におけるWebアクセシビリティのパイオニア的存在として、WCAG(Web Content Accessibility Guidelines)やJIS規格に準拠したWebサイト制作で圧倒的な実績を誇る会社です。UX Alliance加盟により国際標準にも対応しており、アクセシビリティ分野では国内トップクラスの専門性を持っています。

同社の最大の強みは、単なる技術的な対応にとどまらない、ユーザー中心のアクセシビリティ設計。認知工学ラボを社内に設置し、科学的な研究に基づいたアプローチでユーザビリティを向上させています。障がいを持つ方々への配慮はもちろん、高齢者や様々な環境で利用するユーザーまで含めた包括的な使いやすさを実現。

公共機関や大企業のWebサイトでは、アクセシビリティ対応が法的要件となるケースも多く、同社の豊富な実績と詳細な事例公開は非常に心強い存在です。「誰もが使えるWebサイト」を真剣に目指す組織、法的コンプライアンスも含めて確実な対応が必要な企業にとって、最適なパートナーといえるでしょう。

freedoor

freedoor株式会社 | 未来の働き方を革新し、ビジネスをデジタルマーケティングで躍進させる

項目内容
会社名freedoor
最大の特徴クラウド型アクセシビリティSaaS
どんなケースにおすすめか既存サイトに多機能支援UIを追加
項目評価
課題解決能力3
費用の安さ4
ユーザー調査体制4
UI実装力3
プロジェクト管理品質3

freedoorは、既存のWebサイトに簡単にアクセシビリティ機能を追加できる「アクセシレンズ」というクラウド型SaaSを提供する会社です。大規模なサイト改修を行わずに、音声読み上げや文字サイズ調整、色調変更などの支援機能を導入できるため、コストを抑えながらアクセシビリティ対応が可能になります。

同社のアプローチは非常に実用的で、技術的なハードルが高いアクセシビリティ対応を身近なものにしています。SaaS型のソリューションにより、導入後の運用やメンテナンスも簡便。さらに、社内教育プログラムも提供しており、組織全体でのアクセシビリティ意識向上もサポートしています。

SaaSとコンサルティングを組み合わせたハイブリッドモデルにより、技術的な導入支援から長期的な運用改善まで一貫してサポート。「アクセシビリティ対応は必要だが、大きな予算は確保できない」「まずは手軽に始めて段階的に改善したい」という企業には特におすすめです。実務的なアプローチで確実な成果を期待できるでしょう。

GIG

東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

項目内容
会社名GIG
最大の特徴アクセシビリティAA標準制作
どんなケースにおすすめか自治体・公共サイトの刷新
項目評価
課題解決能力3
費用の安さ4
ユーザー調査体制3
UI実装力4
プロジェクト管理品質3

GIGは、アクセシビリティAA準拠を標準とした制作体制で、特に自治体や公共機関のWebサイト刷新を得意とする会社です。オプションでAAA対応も可能であり、最高レベルのアクセシビリティ基準にも対応できる技術力を持っています。

同社の特徴は、アクセシビリティ対応を特別なオプションではなく標準仕様として扱っている点。これにより、追加コストを抑えながら高品質なアクセシビリティを実現できます。CMS構築と並行した品質管理体制も整っており、制作後の運用段階でもアクセシビリティ品質を維持できるのが強み。

ブログでのアクセシビリティ事例公開も積極的に行っており、同社の知見と実績を確認できます。自治体や公共機関など、アクセシビリティ対応が必須の組織、予算を抑えながらも確実な対応が必要な企業にとって、コストパフォーマンスの高い選択肢といえるでしょう。実装面での確実性を重視する実務的なプロジェクトには最適です。

開発連携まで一気通貫のUXデザイン会社

デザインから開発・実装まで、すべての工程を一社で完結できる会社をご紹介します。

  • teamLab
  • LIG
  • Kayac
  • ニューラルオプト

teamLab

teamLab / チームラボ

項目内容
会社名teamLab
最大の特徴アート×テクノロジーで没入体験
どんなケースにおすすめか体験型サービスの差別化
項目評価
課題解決能力4
費用の安さ2
ユーザー調査体制3
UI実装力5
プロジェクト管理品質4

teamLabは、アートとテクノロジーを融合させた没入型デジタル体験の創造で世界的に知られる集団です。Mori Building Digital Art Museumをはじめとする革新的なプロジェクトにより、従来のUXの概念を超えた新しい体験デザインの可能性を示しています。

同社の最大の特徴は、400名を超える多様な専門家が一つの組織に集結していること。プログラマー、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家、デザイナーなど、あらゆる分野のスペシャリストが協働することで、他では実現できない独創的なソリューションを生み出しています。

単なるWebサイトやアプリの制作を超えて、空間体験やインタラクティブアートなど、新しい形のユーザー体験を創造したい企業におすすめ。特に、ブランド体験の差別化や話題性の創出、革新的な顧客接点の構築を目指すプロジェクトでは、その真価を発揮するでしょう。費用は高額ですが、他にはない唯一無二の価値を生み出せる貴重な存在です。

LIG

株式会社LIG(リグ)|システム開発・Web制作・マーケティング支援

項目内容
会社名LIG
最大の特徴制作〜グロースまで同一チーム
どんなケースにおすすめかWeb+コンテンツ一体で改善
項目評価
課題解決能力4
費用の安さ4
ユーザー調査体制3
UI実装力4
プロジェクト管理品質4

LIGは、Webサイト制作からコンテンツマーケティング、グロースハックまでを一つのチームで手がける総合デジタルエージェンシーです。UI/UXデザイン会社のまとめ記事など、業界への情報発信も積極的に行っており、その知見の豊富さと情報収集力の高さがうかがえます。

同社の強みは、デザイン制作だけでなく、その後のコンテンツ運用や集客改善まで一貫してサポートできること。UXプロセスをブログで詳細に公開するなど、透明性の高いプロジェクト進行も特徴的です。ワークショップを通じた課題の深掘りから始まり、根本的な問題解決を目指すアプローチを取っています。

「Webサイトは作ったものの、その後の運用で成果が出ない」「デザインと集客を別々の会社に依頼するのは非効率」といった課題を抱える企業には特におすすめ。コストパフォーマンスも良好で、中小企業でも導入しやすい価格設定となっています。Web制作とマーケティングを一体化したい企業にとって、心強いパートナーとなるでしょう。

Kayac

面白法人カヤック

項目内容
会社名面白法人カヤック
最大の特徴ゲーム開発で培う高速UI実装
どんなケースにおすすめかエンタメ要素でユーザー熱量向上
項目評価
課題解決能力3
費用の安さ4
ユーザー調査体制3
UI実装力4
プロジェクト管理品質3

面白法人カヤックは、「面白法人」という名前の通り、エンターテイメント性とクリエイティビティを重視したデジタル体験の創造を得意とする会社です。ゲーム開発で培った高速なUI実装技術と、独自の「友情体験」を軸にしたUXデザイン思想により、ユーザーの熱量を高める仕組み作りを行っています。

同社の最大の特徴は、社内に開発とデザイン両方の強いチームを抱えていること。HTML5とUXの組み合わせに関する深い知見を持ち、技術的な制約を感じさせない自由度の高いインタラクションデザインが可能です。特に、ユーザー同士のつながりや共感を生むような体験設計において独自の強みを発揮。

「機能的には問題ないが、もっと愛されるサービスにしたい」「ユーザーの継続利用やコミュニティ形成を促進したい」といった課題を抱える企業におすすめです。費用も比較的リーズナブルで、チャレンジングなアイデアも柔軟に受け入れてくれる風土があります。エンタメ要素を取り入れた差別化を図りたいプロジェクトには最適な選択肢といえるでしょう。

ニューラルオプト

ニューラルオプト | AIシステム開発・導入支援・コンサルティング

項目内容
会社名合同会社ニューラルオプト
最大の特徴AI専門知識を活かした課題解決コンサルティング
どんなケースにおすすめか失敗リスクを抑えて確実な改善を進めたい
項目評価
課題解決能力5
費用の安さ5
ユーザー調査体制4
UI実装力4
プロジェクト管理品質4

手前味噌で恐縮ですが、課題の特定段階から相談できる開発会社として、弊社ニューラルオプトをご紹介させてください。ニューラルオプトは、世界的な生成AI「ChatGPT」の開発に携わるAI開発企業として、データサイエンスとコンサルティングの両面からUX改善をサポートする会社です。日本で展開されているChatGPTの技術的基盤に関わる知見を活かし、単なる開発受託ではなく、根本的な課題解決から提案できる点が最大の特徴となっています。

同社のアプローチは「失敗リスクを最小化する」というコンセプトに基づいており、課題の特定段階から丁寧にヒアリングを行い、最適な解決策を提案。データマイニングやテキストマイニングといったデータサイエンス技術を駆使して、ユーザー行動の深い分析も可能です。eBayの価格自動設定AIシステムや手書き文字のAI認識システムなど、実用的なソリューション開発実績も豊富。

組織への定着支援や運用改善まで含めた総合的なサポート体制により、導入後の継続的な価値創出も実現しています。「UX改善の必要性は感じているが、何から始めればよいかわからない」「予算を抑えながらも確実な成果を得たい」といった企業にとって、技術力とコンサルティング力を兼ね備えた心強いパートナーといえるでしょう。

UXデザイン会社の選び方

UXデザイン会社を選ぶ際は、技術力だけでなく総合的な視点での評価が重要です。以下の5つのポイントを押さえることで、プロジェクト成功の確率を大幅に高められます。

実績事例を比較する

まず最初に確認すべきは、各社の具体的な実績事例です。単に「大手企業との取引があります」という抽象的な説明ではなく、どのような課題をどう解決したのか、その結果どんな成果が得られたのかを具体的に聞いてみましょう。特に重要なのは、成果の数値化された部分。「ユーザビリティが向上しました」ではなく「コンバージョン率が20%改善」「離脱率が30%減少」といった定量的な結果を示せる会社は信頼度が高いといえます。

ニューラルオプト編集部

また、自社と似た規模や業界の事例があるかどうかも重要な判断材料になるでしょう。

同業界経験を確認する

業界特有の課題や慣習を理解しているかどうかは、プロジェクトの成否に大きく影響します。例えば、金融業界なら厳格なセキュリティ要件、医療業界なら薬事法への配慮、ECサイトなら決済フローの最適化など、それぞれ異なる専門知識が必要。同業界での経験がある会社なら、初期の要件定義段階から的確な提案が期待できます。

ニューラルオプト編集部

一方で、異業界の新鮮な視点も価値があるため、経験の有無だけでなく、業界理解への取り組み姿勢も評価ポイントとして考慮することが大切です。

担当者の継続性確保

プロジェクト途中での担当者変更は、品質低下や工期遅延の原因となりがち。営業担当だけでなく、実際にデザインを行うメンバーがプロジェクト完了まで継続して関わってもらえるかを確認しましょう。特に重要なのは、プロジェクトマネージャーの経験と継続性。複雑なUXプロジェクトでは、要件の変更や課題の発生が頻繁に起こるため、一貫した判断ができる責任者の存在が不可欠です。

ニューラルオプト編集部

チーム体制図と併せて、各メンバーの役割分担も明確にしておくことをおすすめします。

見積内訳を精査する

「UXデザイン一式」といった曖昧な見積もりではなく、工程ごとの詳細な内訳を求めることが重要。ユーザー調査、ワイヤーフレーム作成、プロトタイプ制作、デザイン制作など、それぞれにどれくらいの時間と費用がかかるのかを明確にしてもらいましょう。内訳が明確になることで、予算に応じた調整も可能になります。

ニューラルオプト編集部

例えば、予算が限られている場合は調査工程を簡略化したり、逆に品質を重視したい部分には追加投資したりといった柔軟な対応ができるはずです。

調査体制を評価する

UXデザインの質を左右するのは、ユーザー調査の深さと正確性。どのような調査手法を用いるのか、調査対象者の選定基準は適切か、分析方法は科学的かといった点を詳しく確認しましょう。単なるアンケート調査だけでなく、インタビューや行動観察、A/Bテストなど、多角的なアプローチができる会社は信頼度が高いといえます。

ニューラルオプト編集部

調査結果をどのようにデザインに反映させるのか、その具体的なプロセスも聞いておくことで、会社の実力を見極められるでしょう。

UXデザイン外注時に商談で確認すべき質問

UXデザインプロジェクトを成功に導くには、事前の商談での質問が重要です。以下の3つの軸で質問を整理し、失敗リスクを最小限に抑えましょう。

プロジェクト進行に関する質問

プロジェクトの進め方や体制について、具体的な質問をすることで、実際の作業イメージを明確にできます。

「プロジェクトの全体スケジュールはどのように組まれますか?」「各工程でのクライアント側の関与度はどの程度でしょうか?」「週次や月次のレポート体制はありますか?」「途中で要件変更が発生した場合の対応フローを教えてください」といった質問により、プロジェクト管理の質を見極められます。

ニューラルオプト編集部

特に重要なのは、クライアント側の負担や必要な準備について事前に把握しておくこと。「どのような資料提供が必要ですか?」「社内関係者との調整はどの程度必要でしょうか?」といった質問で、自社の体制準備も含めた現実的なスケジュール感を掴めるでしょう。

成果物と品質管理に関する質問

最終的な成果物の内容と、品質を担保する仕組みについて詳しく確認することが大切です。

「最終的にどのような形式で成果物を受け取れますか?」「デザインデータの著作権や使用権はどうなりますか?」「プロジェクト完了後の修正対応はどこまで可能でしょうか?」「品質チェックのプロセスや基準を教えてください」といった質問により、期待値のズレを防げます。

ニューラルオプト編集部

「過去のプロジェクトで発生した課題とその対処法を教えてください」「クライアントからのフィードバックをどのように反映する仕組みがありますか?」など、トラブル対応力を確認しておくことをおすすめします。

費用と契約条件に関する質問

予算の透明性と、追加費用が発生する条件について明確にしておくことで、後々のトラブルを避けられます。

「見積もりに含まれる作業範囲を具体的に教えてください」「追加費用が発生するのはどのような場合ですか?」「支払い条件とタイミングはどうなっていますか?」「プロジェクト中止の場合の取り扱いはどうなりますか?」といった質問で、金銭面のリスクを事前に把握できます。

ニューラルオプト編集部

「同規模のプロジェクトでの平均的な費用感を教えてください」「費用対効果をどのように測定・報告していただけますか?」など、投資対効果についても質問しておくことで、経営陣への説明材料も準備できます。

UXデザインの費用を安く抑える方法

UXデザインプロジェクトの費用を効率的に抑えるには、戦略的なアプローチが必要です。以下の3つの方法を組み合わせることで、品質を維持しながらコストダウンを実現できます。

要件を先に整理する

プロジェクト開始前に要件を明確にしておくことで、無駄な作業や手戻りを大幅に削減できます。「誰に」「何を」「どのような成果を求めるのか」を社内で十分に検討し、曖昧な部分を残さないことが重要。

具体的には、ターゲットユーザーの明確化、解決したい課題の優先順位付け、成功指標の数値化などを事前に行いましょう。これにより、UXデザイン会社側も効率的な提案ができ、結果として作業時間の短縮につながります。

ニューラルオプト編集部

途中での方向転換や大幅な修正も避けられるため、追加費用の発生リスクも最小限に抑えられるでしょう。

MVPで段階発注する

MVP(Minimum Viable Product:実用最小限の製品)の考え方を取り入れ、最初は核となる機能に絞って発注することで、初期費用を大幅に削減できます。まずは最も重要な機能のUXデザインから始め、その効果を検証してから段階的に拡張していく方法です。

この方式のメリットは、初期投資を抑えられるだけでなく、実際のユーザー反応を見ながら改善方針を調整できること。最初の段階で大きな問題が発見されれば、全体を作り直すより遥かに低いコストで修正が可能です。

ニューラルオプト編集部

段階的な発注により、予算配分の最適化も図れるでしょう。

既存資産を活用する

自社で既に持っているデザインガイドラインやブランド資産、過去の調査データなどを積極的に活用することで、ゼロからの制作コストを削減できます。特に、既存のユーザー調査データやアクセス解析結果があれば、新たな調査工程を簡略化できる可能性があります。

また、自社内にデザイナーがいる場合は、UXデザイン会社には戦略立案や調査部分のみを依頼し、具体的なデザイン制作は内製化するという分業体制も効果的。

ニューラルオプト編集部

既存のCMSやシステムを活用した制約の中でのデザイン提案を求めることで、開発コストも同時に抑えられるはずです。

UXデザインならニューラルオプト

UXデザインプロジェクトでお悩みなら、ぜひニューラルオプトにご相談ください。ChatGPTの開発に携わるAI専門企業として、データサイエンスの知見を活かした科学的なUX改善を得意としています。

「失敗リスクを最小化する」をコンセプトに、課題の特定段階から丁寧にヒアリングを行い、根本的な解決策を提案。eBayの価格自動設定AIシステムや手書き文字認識システムなど、実用性の高いソリューション開発実績も豊富です。

単なる開発受託ではなく、コンサルティングから組織への定着支援まで一貫してサポート。費用を抑えながらも確実な成果を求める企業様にとって、技術力とコンサルティング力を兼ね備えた最適なパートナーです。「何から始めればよいかわからない」というお悩みも、まずはお気軽にご相談ください。

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ニューラルオプトにお任せください。

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著者・監修者

合同会社ニューラルオプト代表。
東京外国語大学卒業後、大規模言語モデルBERTなどの機械学習を活用したマーケティングツールの研究開発を目的にニューラルオプトを創業。

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