海外SEO対策コンサルティング会社6選!選び方や悪質な業者を見抜くコツ
海外SEO対策をプロに依頼したいが、信頼できるコンサルティング会社が見つからない、どんな会社が良いかわからない、という悩みはありませんか?
本記事では、海外SEOコンサルティングサービスを展開するニューラルオプト代表の鈴木が、おすすめの海外SEOコンサルティング会社6選を紹介。
- おすすめの海外SEO対策コンサルティング会社6選
- 海外コンサルティング会社の対応領域や料金体系など
- 信頼できる会社の選び方
- 悪質な会社を見抜くための質問
海外SEO業界にいるプロならではの知見を踏まえて、それぞれの会社を評価したレーダーチャートも挿入しています。ぜひ参考にしてみてください。
なお、以下の記事では海外SEOについてのポイントを網羅的にまとめています。ぜひ合わせてチェックしてみてください。
海外SEO対策のコンサルティング会社6選の一覧比較表
ニューラルオプト | 世界へボカン | アウンコンサルティング | ジャパンコンサルティング | インターアド | BeeCruise | |
---|---|---|---|---|---|---|
総合評価 | 4.2 | 4 | 3.8 | 2.8 | 3.4 | 4 |
費用感 | 10万円~ | 非公開 | KGI(国、言語別)=月額費用 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
特徴まとめ | ・業界最安級 ・多国籍チームの支援 ・お試し発注可能 | ・越境ECで信頼のおける会社 | ・海外SEOの老舗企業 | ・海外販路開発なども支援 | ・韓国に特化したマーケティング ・コミュニケーションは英語/韓国語のみか | ・越境ECに関して総合支援を実施 |
海外SEO対策のコンサルティング会社おすすめ
海外SEO対策コンサルティングを行っている会社を6社ご紹介していきます。ニューラルオプトの代表鈴木がプロの視点でそれぞれ評価を行ったうえで、見やすいようにレーダーチャートにまとめています。
1. ニューラルオプト|業界最安級の海外SEOコンサル
費用感 | 10万円〜 |
お試し発注の可否 | 可能 |
サービス例 | ・伴走型海外SEOコンサルティング ・海外SEOスポットコンサルティング ・海外向けオウンドメディア運営代行 ・SEO記事作成代行 ・コンバージョン率改善(CRO) |
対応地域 | 英語圏を主とした世界各地域 |
対応しているサイト | オウンドメディア サービスサイト ECなど |
実績 | JOBs Japan株式会社の”IT JOBs in Japan”や”Nihongo Online School” FluidTouch Pvt. Ltd.など |
代表 | 鈴木佑理 |
公式HP | https://neural-opt.com/global-seo/ |
まずは手前味噌ながら、弊社をご紹介させてください。
弊社ニューラルオプトでは、伴走型SEOコンサルティングや記事作成代行、オウンドメディア運用そして記事リライトまで包括したサポートが可能です。
中国、韓国などの多国籍メンバーで構成され、海外SEOに当たるメンバーは全員TOEIC920~満点と高い語学力を強みに持ちます。
一般的な会社ではお試し無しにいきなり1年や半年など長期で契約しなければなりませんが、ニュートラルオプトでは初月のコンサルティング費用が半額、初月でのキャンセル可能という特徴を持たせサービスを展開しています。
嬉しいことに「数あるSEOコンサルの会社の中でも、リーズナブルで信用できる会社さん」との声も頂いておりますが、まだまだ若い会社ですので相場よりは安くご支援させていただくことが可能です。
「なるべく発注リスクを抑えられるSEO会社を選びたいという方は、ぜひ一度ご相談ください。
ニューラルオプトの海外SEO対策の評価チャート
2. 世界へボカン株式会社|越境ECで信頼できる企業
費用感 | 不明 |
お試し発注の可否 | 非公開 |
対応領域 | ・SEOコンサルティング ・Webサイト改善コンサルティング ・英語コンテンツマーケティング ・英語圏リスティング広告 |
対応しているサイト | 越境ECがメイン |
実績 | 株式会社ビィ・フォアード Sazentea株式会社 など |
代表 | 徳田 祐希 |
公式HP | https://www.s-bokan.com/solution/seo/ |
世界へボカン株式会社は、英語専門の外国人SEOチームがサイト構造を抜本的に改善し、”狙ったキーワード”でオーガニック検索のアクセス数アップを実現するサービスを提供しています。
SEO支援で展開しているのは「英語圏SEO」と英語圏のみとなっています。海外SEOというと基本的には英語圏が主となるかと思いますが、もし他の言語・地域へ進出したい、というケースでは要相談かと思います。
世界へボカンさんは、越境ECに強みを持ちます。
書籍などノウハウの発信を積極的に行っており、同業である私から見たときにも信頼のおける会社様です。
世界へボカン株式会社の海外SEO対策の評価チャート
※費用未公開のため、「費用の安さ」は2。
3. インターアド|韓国へのマーケティングに強み
費用感 | |
お試し発注の可否 | |
対応地域・言語 | 韓国 |
対応しているサイト | |
実績 | |
代表 | |
公式HP | https://www.interad.com/en/ |
インターアドは、24年の豊富なSEOコンサルティング経験を持つ韓国の企業。
ニューヨーク、サンノゼ、ロンドンのSEOプログラムおよび上級コースのSMX Advancedという資格を持つ専門家が在籍しています。PHILIPS、LVMH、Microsoft、サムスン電子など、世界有数の企業と提携しています。
韓国ソウルに拠点を置くだけあり、韓国国内向けのSEOなどデジタルマーケティングに強みを持ちます。
難点としては英語と韓国語しか対応していないこと。「韓国に進出したい」かつ「社内に英語・韓国語がわかる人員がいる」というケースにはとても良い選択肢でしょう。
インターアドの海外SEO対策の評価チャート
※費用未公開のため、「費用の安さ」は2。対応地域の広さも同様。
4. アウンコンサルティング|海外SEOの老舗企業
費用感 | KGI(国、言語別)数値=月額費用 例:KGI+50%の場合、50万円/月 ※公式サイトから引用 |
お試し発注の可否 | 不可 |
対応地域 | 日本、欧米、アジアなど64ヵ国・地域 日本語、英語、簡体字、繁体字、韓国語など16ヶ国語 |
対応しているサイト | 不明 |
実績 | 未公開(海外SEOサービスの場合) |
代表 | 信太 明 |
公式HP | https://www.auncon.co.jp/service/seo/ |
アウンコンサルティングは、1999年にSEOサービス、2002年に検索連動型広告サービスを日本で初めて提供し、日本のSEO業界をリードしてきた企業です。
日本を起点に、韓国、香港、台湾、ベトナムなど拠点を中心に、海外SEOの知見を25年間蓄積。48か国・地域、16か国語に対応し、B2BおよびB2C向けのSEOコンサルティングサービスを提供しています。
費用は国・言語それぞれ別加算で、KGI(トラフィック)がそのまま月額費用(万円)になる仕組みになっています。つまりトラフィック+30%を目標とするのであれば、月額30万円になるということです。
老舗企業ではありますが、SEOの最終目的である「利益」がKGIになっていないところに注意。
広告収益などで成り立つメディアであればよいですが、そうでない場合は「流入を増やしたら終わりなのか」「スコープはどうなるのか」をきちんと確認しましょう。
アウンコンサルティングの海外SEO対策の評価チャート
※海外SEOサービスページ内に実績の公開がないため「公開実績の豊富さ」は2。
5. ジャパンコンサルティング株式会社|越境ECなどをサポート
費用感 | 未公開 |
お試し発注の可否 | 不可 |
対応領域 | ・競合リサーチ ・内部対策 ・ツール設定 ・外部対策 ・レポーティング |
対応しているサイト | 未公開 |
実績 | 未公開 |
代表 | 佐藤 亘 |
公式HP | https://www.j-consulting.co.jp/seo/ |
ジャパンコンサルティング株式会社は、海外販路開拓や越境ECなどの海外Webマーケティング支援を行っている企業です。Google検索順位を上げる海外SEO対策も提供しています。
海外SEOコンサルタントが競合・類似商品のリサーチからキーワード分析を行い、各国に最適なSEO対策を実施。サイト構造などの内部最適化、ディレクトリ登録などの外部対策、ツール設定代行などを行ってくれます。
ジャパンコンサルティング株式会社の海外SEO対策の評価チャート
※費用未公開のため、「費用の安さ」は2。対応地域、公開実績も同様。
6. BeeCruise株式会社
費用感 | 未公開 |
お試し発注の可否 | 不明 |
対応領域 | 越境ECの各工程 |
対応しているサイト | 越境EC |
実績 | 株式会社富士ロジテックホールディングス 株式会社メロンブックス など |
代表 | 直井 聖太 |
公式HP | https://service.beenos.com/ |
BEENOSグループBeeCruise株式会社は、越境ECに特化したサービスを提供しており、SEOだけでなく、販売からファンづくりまでの包括的なサポートを行っています。物流やクリエイティブなど、Webマーケティングのスコープに限らず支援を行ってくれます。
「販売体制を整える」「現地リサーチ」「現地発信」「マーケティング」など越境ECの各プロセスごとに、”ENTRY”や”CUSTOM”など別々のプランで支援を受けることが可能です。
BeeCruise株式会社の海外SEO対策の評価チャート
※費用未公開のため、「費用の安さ」は2。
海外SEOコンサルティング会社とは
海外SEOコンサルの対応領域は?
海外SEOコンサルティングの対応領域は大まかに以下のとおりです。
- 海外SEO・多言語化に特有の対応(hreflangタグ実装など)
- 内部施策
- 外部施策
- テクニカル施策
- コンテンツマーケティング支援
「コンサルティング」というと基本的には施策提案のみで実行支援は行わないケースが多くなります。
ただ業者によっては実行支援も実施されるケースがあります。成果をより確実に出したい、というケースでは実行支援をしてくれる業者が良いでしょう。
弊社では実行支援も込みでコンサルティングを行っています。
料金体系は?
SEOコンサルティングの場合、基本的には月額で料金が発生します。
SEOは検索エンジンの仕様上成果を出すために時間がかなりかかるため、基本的には月額で6~12ヶ月以上継続して発生すると考えておきましょう。
業者によっては単発の「スポットコンサルティング」も行います。
ニューラルオプトでもスポットでコンサルティングを承っています。
費用相場は?
海外SEOコンサルティングの費用相場は安くて月額10~20万円、高いと月額100万円近くまで行くことがあります。
料金が高くなるケースとしては「サイトの規模が大きい」「求める成果が大きい」「対応する言語・地域が大きい」など。
なお、海外SEOは基本的には高い傾向。理由としては海外SEOには通常のSEOよりも高度な知識が求められ、対応しなければいけないことも多くなるためです。
なお、ニューラルオプトでは業界最安級となる月額20万円からコンサルティングを承っています。
海外SEOコンサルティング会社の選び方
良質な海外SEOコンサルティング会社を選ぶにはどうすれば良いのでしょうか?
実際に海外SEOの支援を行っているニューラルオプトの鈴木が持つ独自の視点も加えて、会社選びにおいて見るべきポイントを解説していきます。
- 海外SEOに知見のある担当者が支援するか
- 料金体系・費用が予算にあっているか
- お試しで発注できるか
- 実績を開示しているか
- 施策提案や支援内容が明確か
【最も大切】海外SEOに知見のある担当者が支援するか
まず最も重視すべきポイントは「海外SEOの知見のある担当者が支援するか」です。
海外SEOは特殊な領域で、通常のSEOコンサルタントでは知見を持ち合わせていないケースが多い。そのため、通常のSEO会社に相談をすると、知見のあるコンサルタントがおらず「プロに依頼したはずなのに知見がない人が担当になる」などのリスクもありえます。
そのため、必ず会社全体で海外SEOサービスに力を入れているところに依頼しましょう。本記事で紹介している企業様もすべてそのようになっています。
ちなみに「商談した社員には知見があるが、契約後の実務に当たるコンサルタントには知見があまりない」というケースもあります。いわゆる「担当者ガチャ」と呼ばれる問題ですので、十分に注意しましょう。
料金体系・費用が予算にあっているか
また、料金体系・費用が予算にあっているかも重要。
SEOコンサルティングはどうしても不透明性が高く、対応内容に対して料金が高く見積もられる、というケースが多い。相談したものの思っているよりずっと高かった、というケースもよくあります。
予防策としては「料金・費用感を公開している会社を選ぶ」が挙げられます。そこを公開していない会社を選ぶと「相手によって料金を大幅に変えて見積もっている」という体制になっているリスクも有るため十分に注意しましょう。
料金体系・費用が不透明なのはSEO業界全体の傾向。できればしっかり開示しているところに依頼するのが安心です。
お試しで発注できるか
また「お試しで発注できるか」もSEO会社を選ぶ際には重要なポイント。
SEO業界は「成果を出すためには時間がかかる」という検索エンジンの仕様上、どうしても長期で契約することが前提になっています。
そのため、契約開始後の実際の対応やコミュニケーションなどが分からないままいきなり長期で発注をしなければ行けないケースが多くなっています。そうなると「契約前は熱量が合ったのに、契約後に塩対応になった」という事態に陥ってしまうリスクも。
できればお試しやスポットコンサルティングで発注して実際の対応が問題なさそうかがチェックできる業者が良いでしょう。
ニューラルオプトではこの部分に強く課題意識を持っているため、「初月半額・初月キャンセル可能」でサービスを展開しています。
実績を開示しているか
「実績を開示しているか」も重要なポイントです。
残念ながら、実績を全くサイトに記載していない会社も多く存在します。秘密保持義務の問題もあるので「実績を開示していない=悪質」とはいいきれませんが、できれば実績を開示しているほうが信頼がおけます。
施策提案や支援内容が明確か
「施策提案や支援内容が明確か」も重要なポイント。
お問い合わせや商談をした際、きちんとした会社であればサイトの状況や目的をあらかた伝えると「これとこれをやるべき。優先順位が高いのはこれ。なぜならこうだから」のようにロジックを踏まえたうえで具体的に施策を提案してくれます。
そのように具体的な施策提案ができない場合は、本当に海外SEOについて知見があるのかを疑った方が良いでしょう。
また支援内容についても「内部SEO対策とは例えばどういうことをするのか」と質問した際に「〇〇や〇〇のような対策を行います」ときちんと回答できるかが重要です。
具体的な施策内容を言わず、回答を濁すようであれば実力が本当にあるのか、まともに支援をしてくれるのか疑うべきです。
SEOに限らず、情報の発注者と受注者(業者)の間には情報格差があります。その格差を利用して、「どうせ素人だから言いくるめてやろう」という不躾な姿勢の業者も実際に存在するので要注意。
SEO会社の選び方についてはこちらの記事も参考にしてください。
SEO会社を厳選!おすすめ14社と選び方、悪質業者の見分け方
悪質な海外SEO会社を見抜くための質問集
悪質な海外SEO会社を見抜くには、これから紹介する質問を商談の際などに行ってみましょう。
- 実際の支援・施策内容に関する質問
- SEOがそもそも最適かに関する質問
- ブラックハットSEOを避ける質問
これらの回答次第で、良い会社・悪い会社をある程度見抜くことが可能です。
1. 実際の支援・施策内容に関する質問
- 海外向けサイトでは、実際にどのような施策を行うのか
- 最も重視している施策はなにか
上記のような実際の支援・施策内容に関する質問では、「本当に知見があるのか」を見分けることが可能です。
しっかり実力のある会社であれば具体的に答えてくれます。回答を濁す場合は要注意。
2. SEOがそもそも最適かに関する質問
- 自分たちの目的の場合、SEOは最適の手法なのか
- 目的に対して、SEOを選ぶことがそもそも間違いではないのか
上記のような「そもそもSEOをやるべきかどうか」という質問も重要です。
もし明確なロジックも無しにとにかくSEOを勧めてくる場合は、お客様のことを売上としか見ていない不誠実な業者であるかもしれません。
良質・誠実なSEO業者であれば「お客様からするとSEOはただの利益創出のための手段の1つでしかない」と考え、場合によっては「お客様の場合SEOではなく広告の方が良いですよ」とお金を最適ではないマーケティングに突っ込んで無駄にしてしまうのを止めてくれます。
誠実な業者であれば、自分たちの利益よりもクライアントの利益を優先したうえで「成果を出せるだろう」と自信があるときにしか受注したがりません。でなければお客様のお金を無駄にしてしまうからです。
3. ブラックハットSEOを避ける質問
- 被リンクを買うことってできませんか?
- SEOの裏ワザとか無いですか?
これはすべて「無理です。」「ありません。」と答えてくれる業者の方が誠実です。なぜなら実際にそんな夢のような手法はすべて検索エンジンからペナルティを食らうようになっているためです。
もし「被リンク買えますよ!」と答えた場合、その業者に発注することは絶対に辞めてください。あくどいSEO手法(ブラックハットSEO)をやるような悪質な業者である可能性が非常に高いです。
「SEO業者に依頼したあと、Googleからペナルティを食らった」という話は後を立ちません。SEOに魔法のような手法はなく、「真面目なことをコツコツやってようやく勝てる」というもの。甘い話をいう業者は避けましょう。