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Instagramはスクレイピング禁止?やり方や自動化について解説

Instagramは写真や動画を通じて、ユーザー同士がコミュニケーションできるSNSです。多くの企業がInstagramを活用してマーケティングを行っています。そのため、Instagramのデータを自動で収集・分析したいというニーズが高まっています。

しかし、Instagramの利用規約ではデータの自動収集、いわゆるスクレイピングが明確に禁止されているのをご存知でしょうか。本記事では、Instagramのスクレイピング禁止の理由と、代わりにAPIを使ってデータを取得する方法について解説します。

なおスクレイピングの概要は以下の記事でも解説しています。

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目次

【結論】InstagramのスクレイピングにはAPIを使う

規約で禁止されている

Instagramの利用規約では次のように定められています。

「不正な方法を用いて、アカウントの作成、情報へのアクセス、または情報の取得を試みることは禁止されています。これには、弊社から明示的な許可を得ることなく、自動化された手段を用いてアカウントを作成したり、情報にアクセスしたり、情報を取得したりする行為が含まれます。このような自動的なアクセスまたは取得が、Instagramアカウントにログインしているときに実施されたかどうかを問いません。」

つまり、Instagramの許可なくデータを自動で収集することは明確に禁止されているのです。スクレイピングはアカウントの停止などのペナルティにつながるリスクがあります。利用規約に反することは避けるべきでしょう。

そもそもスクレイピングの難易度が高い

利用規約以前に、そもそもInstagramのスクレイピングは技術的に難しいのが現状です。

スクレイピングの難易度が高い理由

・HTMLのCSSクラス名などが乱数で生成されており、要素を特定しづらい
・JavaScriptで動的に表示が切り替わるため、HTMLソースからは情報が取得できない
・多数のリクエストを短時間で送ると、アクセス制限がかかる

このようにInstagramはスクレイピング対策が施されているため、安定してデータを取得し続けるのは困難を極めます。かなりの技術力が求められるでしょう。

素直にAPIを使うべき

Instagramからデータを取得したい場合は、利用規約を遵守し、かつ技術的にも簡単な方法として、Instagram Graph APIを使うのがおすすめです。

APIを使えば、Instagramから許可を得た上で、決められた方法でデータにアクセスできます。アカウントのメディア、フォロワー、インサイトなどの情報が取得可能です。

APIの使い方はFacebook for Developersのドキュメントに詳しく書かれていますので、こちらを参考にしてみてください。ビジネスアカウントを用意し、審査に通れば誰でもAPIを利用できます。

確かにAPIを使う手間はありますが、アカウントを停止されるリスクもなく、安定的にデータを取得し続けられるのは大きなメリットと言えるでしょう。Instagramのマーケティングにデータを活用したい方は、ぜひAPIの利用を検討してみてください。

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InstagramのAPIで取得できる情報

Instagram Graph APIを使えば、さまざまな情報を取得することが可能です。主なものを見ていきましょう。

公開されている写真・動画・ストーリー

APIを使えば、各投稿の画像や動画のURLを取得できます。キャプションやいいね数、コメント数なども合わせて取得可能です。最新の投稿から順に、決められた件数分のデータを一括で取得することができるため、効率的です。

ただし、非公開アカウントの投稿データは取得できません。あくまで公開されている情報に限定されます。

他のInstagramプロアカウントの基本データ

APIからは、他のビジネスアカウントやクリエイターアカウントの基本的な情報も取得できます。

取得可能情報

・アカウント名
・プロフィール写真のURL
・フォロワー数
・投稿数
・カテゴリ

など、アカウントのプロフィールページに表示されている情報が取得可能です。競合他社の分析などに役立つでしょう。一般アカウントの情報は取得できないので注意が必要です。

コメントと返信

APIを使えば、自分の投稿に付いたコメントを取得したり、コメントに返信したりといったことが自動化できます。

コメントを分析して傾向を把握したり、返信を自動化してユーザーとのコミュニケーションを効率化したりするのに役立ちます。炎上対策などにも応用できるでしょう。

特定のハッシュタグがついている投稿

任意のハッシュタグを指定して、そのハッシュタグが付いた投稿を検索することができます。関連づいた投稿をまとめて取得できるので、ユーザー生成コンテンツ(UGC)の収集やキャンペーンの効果測定などに活用できるでしょう。

ハッシュタグ検索では、各投稿のデータに合わせて、投稿したユーザーの情報も取得可能です。

自アカウントのインサイト情報

APIを使えば、自分のInstagramアカウントの分析データも取得できます。具体的には以下のような指標が得られます。

取得可能分析データ

・リーチ数
・インプレッション数
・プロフィール表示数
・フォロワー数の推移
・投稿ごとのパフォーマンス

これらのデータを使えば、自社アカウントの運用状況を客観的に把握し、PDCAサイクルを回すことができるでしょう。APIならではの使い方と言えます。

以上のように、Instagram Graph APIは少し手間はかかるものの、スクレイピングよりも安全かつ効率的にデータを取得できる手段です。ぜひ活用を検討してみてください。

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APIでは取得が難しい情報

Instagram Graph APIは非常に便利な機能ですが、全ての情報が取得できるわけではありません。ここでは、APIでは入手が難しいデータについて説明しましょう。

他のアカウントのインサイト情報

自分のアカウントの分析データはAPIで取得できますが、他のアカウントのインサイトは基本的に見ることができません。これは、APIが各アカウントの機密情報を保護しているためです。

競合他社のフォロワー属性やリーチ数など、マーケティング上貴重なデータも、APIからは直接得られないと考えておきましょう。情報は公開されている範囲に限定されます。

ダイレクトメッセージなど非公開情報

ダイレクトメッセージはユーザー同士の非公開のやり取りです。そのためAPIでアクセスすることはできません。メッセージの内容はもちろん、誰とどれだけメッセージをやり取りしているかといった情報も取得不可能です。

また、承認制のアカウントであれば、承認したフォロワーにしか公開されない投稿もあります。これらの投稿もAPIからは取得できません。あくまで誰でも閲覧可能な公開情報のみ入手可能だと覚えておきましょう。

他ユーザーの行動

APIからは、他のユーザーがどのような投稿にいいねやコメントをしているのかをリストで取得することはできません。

例えば、ライバル企業の投稿にいいねしているユーザーを分析したいというニーズはあるかもしれません。しかしこれはAPIの機能からは外れています。プライバシー保護の観点から、ユーザーの行動履歴にAPIからアクセスすることは許可されていないのです。

以上のように、Instagram Graph APIにも制限はあります。しかし、スクレイピングのリスクを避けつつ必要な情報を得るには、APIは非常に有効な手段と言えるでしょう。APIで可能なことに注力し、それ以外の情報は別の方法で補うのが賢明です。Instagramマーケティングにおいては、APIをうまく活用することが成功の鍵となるでしょう。

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Instagram Graph APIでは自動投稿も可能

Instagram Graph APIの機能は情報の取得だけではありません。APIを使えば、Instagramへの投稿を自動化することも可能なのです。

画像や動画の投稿はもちろん、最近注目度の高いリールやストーリーズの投稿にも対応しています。普段手作業で行っている投稿業務を、APIを使って効率化できるでしょう。

具体的な手順としては、APIを使ってあらかじめ用意した画像や動画、キャプションのデータをInstagramのサーバーにアップロードします。すると、自動的に投稿が公開されるという仕組みです。

投稿の予約も可能なので、人的な作業を介さずに定期的にコンテンツを配信し続けることができます。人気の投稿時間に合わせて自動投稿を仕込んでおけば、フォロワーのエンゲージメント率を高められるかもしれません。

ただし自動投稿機能は、事前に審査を通過する必要があります。無計画に大量のコンテンツを投稿するのは避け、Instagramのコミュニティガイドラインに沿った運用を心がけましょう。

また、自動投稿に頼りすぎるのも禁物です。やはりSNSは、ユーザーとのコミュニケーションが重要。適度な手動での介入は欠かせません。自動化とマンパワーのバランスを取ることが、APIを活用する上でのポイントと言えるでしょう。

APIによる自動投稿は、Instagramマーケティングの幅を大きく広げてくれる機能です。ルールを守りつつ上手に活用することで、ビジネスの効率化と発展に役立てることができるはずです。ぜひチャレンジしてみてください。

以上で、Instagram Graph APIを使ったスクレイピング対策とデータ活用方法についてのご説明は終わりです。SNSマーケティングの世界は常に変化し続けています。最新の情報をキャッチアップしながら、Instagramを活用していきましょう。

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参考:インスタ広告のアナリティクスとは?KPIや運用のコツを解説 | CYANd Inc.

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開発・支援事例

著者

鈴木 佑理のアバター 鈴木 佑理 代表取締役

株式会社ニューラルオプト代表。
東京外国語大学卒業後、大規模言語モデルBERTなどの機械学習を活用したマーケティングツールの研究開発を目的にニューラルオプトを創業。

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