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AI接客の事例15選!売上/CVアップや24時間対応、効率化など

近年、AI技術の進歩により、接客業務においても人工知能を活用した革新的なサービスが続々と登場しています。従来の人的対応では限界があった24時間365日のサポートや、膨大な問い合わせへの迅速な対応、さらには売上向上や業務効率化まで、AI接客は幅広い効果を生み出しています。

本記事では、実際に日本企業が導入し、具体的な成果を上げているAI接客の事例を、5つの観点から詳しくご紹介します。各事例を通じて、AI接客がもたらす可能性と、導入時のポイントを理解していただけるでしょう。

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目次

売上・CVを伸ばした事例

AI接客によって直接的に売上向上やコンバージョン率(成約率)の改善を実現した事例をご紹介します。

  • 仙台銀行×ZEALSによるチャットコマースでのローン獲得
  • 楽天モバイルのAIアシスタント2.0による契約完結

仙台銀行がチャットコマースで獲得件数480%増を実現した事例

【仙台銀行×ZEALS】わずか3ヶ月でチャットコマース経由のローン獲得件数480%UP!!競争力強化につながるリテールバンクのDX施策 | 株式会社ZEALS

項目内容
企業名仙台銀行 × ZEALS
業界金融(銀行)
ビフォー離脱顧客へのアプローチ不足でローン獲得の取りこぼし
アフターLINE対話導線で3ヶ月・ローン獲得件数480%UP

仙台銀行では、Webサイトへの訪問はあるものの申し込みに至らない顧客の離脱が課題となっていました。特に夜間や休日の対応が困難で、せっかくの顧客接点を活かしきれていない状況でした。

そこで同行は、チャットコマース(チャットを通じた商取引)を手がけるZEALS社と連携し、LINE上での対話型サービスを導入。顧客の属性や状況に応じて最適な商品提案を行う診断コンテンツを構築し、会話を通じてローンの申し込みまでスムーズに誘導する仕組みを整えました。

結果として、導入からわずか3ヶ月でローン獲得件数が480%という驚異的な伸びを記録。成果報酬モデルでの導入により初期投資のリスクを抑えながら、大幅な成果向上を実現しています。

楽天モバイルがAIアシスタントで24時間申込完結を実現した事例

楽天モバイル、チャット形式のAIサポートサービス「楽天モバイルAIアシスタント2.0」の本格提供を開始 | プレスリリース | 楽天モバイル株式会社

項目内容
企業名楽天モバイル
業界通信キャリア
ビフォーサポートと申込導線が分断。夜間の申込や来店予約は人手対応に依存
アフターAIチャット内で来店予約/新規契約まで24/365で受け付け

楽天モバイルでは、従来のサポート体制において、契約手続きや来店予約が営業時間内の人的対応に依存しており、顧客の申込意欲が高まった夜間などにタイムリーな対応ができない課題がありました。

2024年12月より本格提供を開始した「AIアシスタント2.0」では、生成AI技術を活用したチャットサポートを実現。単なる問い合わせ対応にとどまらず、チャット内で店舗への来店予約や新規契約の手続きまで24時間365日いつでも完結できる仕組みを構築しました。

さらに自社アプリ「Rakuten Link」内の「Rakuten Link AI」機能と連携することで、情報案内から実際の手続きまでを一気通貫で提供。営業時間外でもAIが一次対応を行うことで、従来なら逃していた顧客の申込機会を確実に捉えられるようになっています。

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24時間対応・多言語化など”提供範囲を拡張”した事例

従来の営業時間や対応言語の制約を超えて、サービス提供範囲を大幅に拡張した事例をご紹介します。

  • ゆうちょ銀行の24時間365日AIオペレーター
  • JALの24時間365日自動応答サービス
  • ANAの24時間365日チャット対応
  • 成田国際空港のAIチャット自動応答
  • 三井住友銀行の年中無休チャット受付

ゆうちょ銀行が24時間365日のAI対応を実現した事例

お問い合わせ-ゆうちょ銀行

項目内容
企業名ゆうちょ銀行
業界金融(銀行)
ビフォー問い合わせの時間制約・ピーク対応・応答均質化が課題
アフター原則24時間365日でAIが自動応答、有人チャットで補完

ゆうちょ銀行では、オンライン化の進展に伴い問い合わせが増加する中、営業時間外や繁忙期における対応力不足が課題となっていました。特にゆうちょダイレクトなどのWebサービス関連の質問が時間外に集中する傾向があり、顧客満足度の向上が急務でした。

2018年から段階的にAIチャットオペレーターを導入し、2022年には基盤をリニューアル。現在では原則として24時間365日体制でAIが一次応答を行い、必要に応じて有人チャットに接続する仕組みを構築しています。

この取り組みにより、従来は対応できなかった時間外の問い合わせにも即座に対応できるようになり、顧客の利便性が大幅に向上。また、FAQ(よくある質問)の内製化により運用コストの抑制も実現しています。

JALが多窓口横断の24時間365日対応を実現した事例

JAL | チャット自動応答サービス/JALメッセージサポートのご案内

項目内容
企業名日本航空(JAL)
業界航空/旅行
ビフォー窓口営業時間外・混雑時に問い合わせが滞留
アフター24/365のAIチャットで主要カテゴリに自動回答

JALでは、電話受付時間外や混雑時における顧客からの問い合わせ対応が課題となっていました。航空業界特有の急な運航変更や遅延・欠航情報への迅速な対応が求められる中、24時間体制での情報提供が重要な課題でした。

そこで同社は、24時間365日対応のAIチャット自動応答サービスを導入。購入、手荷物、搭乗、遅延・欠航といった主要カテゴリーについて、国内線・国際線・ツアーの各窓口を横断した統一的な案内を実現しました。

さらにLINEやiMessageなどの外部チャネルとも連携し、顧客が普段利用するプラットフォーム上でも同様のサポートを提供。営業時間外でも一次応答が可能となり、複雑な案件については営業時間内に有人対応へスムーズに引き継ぐ体制を整えています。

ANAが複数チャネルでの24時間365日サポートを実現した事例

ANA自動チャットによる 問い合わせ応答サービスのご紹介|ANA

項目内容
企業名全日本空輸(ANA)
業界航空/旅行
ビフォー時間外や混雑時に応答までの待ちが発生
アフターAIが24/365で一次回答。必要時はオペレーターに接続

ANAでは、国際線・国内線・マイレージプログラムなど幅広いサービスに関する問い合わせが24時間発生する中、営業時間や混雑による応答遅延が課題となっていました。特に海外からの問い合わせや緊急時の対応において、即時性の確保が重要でした。

同社では、24時間365日対応のAI自動チャットサービスを導入し、Webサイトやスマートフォン、さらにはLINE公式サポート窓口からも利用できる体制を構築。禁止事項や取り扱い範囲を明確化することで、顧客が安心して利用できる環境を整えています。

AIで対応できない複雑な案件については、決められた時間帯にオペレーターへの接続が可能で、段階的なサポート体制を実現。これにより、基本的な質問への即時対応と、専門的な案件への質の高い対応を両立しています。

成田国際空港が多言語対応のAIチャットを実現した事例

AIチャット自動応答サービスへお問い合わせ | 成田国際空港

項目内容
企業名成田国際空港(NAA)
業界空港運営
ビフォー電話・問い合わせフォーム中心で、時間帯や混雑に左右される
アフターAIチャットがフライト情報・ショップ/レストラン等を自動回答

成田国際空港では、多様な国籍の利用者からの問い合わせに対応するため、多言語・時間外の案内自動化が重要な課題となっていました。特に旅行前や空港内での緊急時における情報提供の即時性が求められていました。

同空港では、AIチャット自動応答サービス「BEBOT」を導入し、フライト情報やショップ・レストラン情報などを自動で案内する体制を構築。PC・スマートフォンの両方で利用可能とし、公式アプリでも案内を行うことで、利用者の利便性を大幅に向上させています。

継続的な学習機能により回答精度の向上を図りながら、旅行者の主要ニーズである施設案内やフライト情報に特化した情報提供を実現。多言語対応により、国際空港としての役割を十分に果たせる体制を整えています。

三井住友銀行が年中無休24時間のAI受付を実現した事例

チャット受付サービスのご利用方法 : 三井住友銀行

項目内容
企業名三井住友銀行
業界金融(銀行)
ビフォー電話や有人チャットは受付時間の制約がある
アフターAIチャットボットは”毎日24時間受付”、必要に応じてオペレーターへ接続

三井住友銀行では、ネットバンキングやアプリ操作に関する問い合わせが夜間にも多く発生する中、従来の有人対応では時間的制約により十分なサポートができない状況がありました。

そこで同行では、AIチャットボットによる年中無休24時間の受付体制を構築。SMBCダイレクトなどのオンラインサービス利用者が、いつでも必要な情報を得られる環境を整えました。

AIボットで対応できない複雑な案件については、営業時間内(9:00-21:00など)にオペレーターへの接続が可能で、段階的なサポート体制を実現。個人情報の入力制限など、セキュリティ面での注意事項も明確化し、安全で便利な金融サービスの提供を両立しています。

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顧客体験(UX)を向上した事例

AI接客によって顧客の利便性や満足度を大幅に向上させた事例をご紹介します。

  • ユニクロのUNIQLO IQによる会話型ショッピング体験
  • カインズの売場案内ロボットによる店内ナビゲーション
  • 東京ディズニーリゾートのオンライン予約サポート
  • JR東日本えきねっとのAIチャットボット

ユニクロがUNIQLO IQで”会話で買う”体験を実現した事例

いつでもどこでも、ショッピングをサポートするお買い物アシスタントサービス「UNIQLO IQ」を7月11日より本格展開 – UNIQLO ユニクロ 

項目内容
企業名ユニクロ(ファーストリテイリング)
業界アパレル/小売EC
ビフォーFAQ検索やカテゴリ検索中心。店頭・EC・FAQ・有人窓口が分断されがち
アフターアプリ内チャットで、着こなし提案→在庫確認→オンライン購入→FAQ→必要時有人接続まで連続体験を提供

ユニクロでは、アプリ・EC・店頭・FAQがそれぞれ独立しており、顧客が商品を「探す→比較→在庫確認→購入→問い合わせ」を行う際に複数のチャネルを行き来する摩擦が大きな課題となっていました。

2018年に本格展開した「UNIQLO IQ」では、ユニクロアプリ内のチャット機能を起点として、着こなし検索から在庫確認、実際の購入まで一連の流れを統合。シーン別提案やカテゴリ特化ファインダーにより、顧客の迷いを減らしながら最適な商品との出会いをサポートしています。

チャット内で在庫確認から購入まで完結できる仕組みにより、従来のECサイトでは実現できなかった「会話で買う」体験を提供。2021年のリニューアルを経て継続的な改善を図り、顧客にとってより自然で直感的なショッピング体験を実現しています。

カインズが売場案内ロボットで探索ストレス解消を実現した事例

ホームセンター業界初 売り場案内ロボット試験導入開始 2020 年11 月3 日グランドオープンのカインズ朝霞店で初登場   | ホームセンターのCAINZ 公式企業サイト

項目内容
企業名カインズ
業界小売(ホームセンター)
ビフォー大型売場で商品探索の迷いが発生、接客依存も
アフターロボットが棚前まで案内し、探索時間と心理的負荷を軽減

カインズでは、大型店舗における「欲しい商品が見つからない」という顧客の負体験が深刻な課題となっていました。広い売場での商品探索は時間がかかり、従業員への案内依存も高く、特に非接触・非対面ニーズが高まる中で新たな解決策が求められていました。

2020年11月に朝霞店で試験導入された売場案内ロボットでは、タッチパネルで商品カテゴリを選択すると、ロボットが該当する棚の前まで自律的に案内する仕組みを構築。ホームセンター業界初の取り組みとして注目を集めました。

物理的なナビゲーション機能により、顧客の「迷い」を根本的に解消し、買い物体験の質を向上。中期計画「PROJECT KINDNESS」の一環として顧客体験のデジタル変革を推進し、探索コストの削減による回遊性向上とコンバージョン率改善を目指しています。

東京ディズニーリゾートがオンライン予約で即時サポートを実現した事例

東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイト

項目内容
企業名東京ディズニーリゾート(オリエンタルランド)
業界エンタメ/テーマパーク
ビフォー電話(10:00-15:00)や問い合わせフォーム中心のサポート手段
アフターサイト右下アイコンからのチャットサポートで、ゲストの質問に自動で回答

東京ディズニーリゾートでは、人気施設ゆえに問い合わせが集中し、従来の電話やフォームでのサポートでは対応時間に制約がありました。特にオンライン予約・購入を検討中の顧客からの疑問に対して、タイムリーな回答ができない課題がありました。

オンライン予約・購入サイト上にチャットサポート機能を常設し、「ゲストの質問に自動でお答え」する体制を構築。購入検討中の疑問や不安をその場で解消できる環境を整えました。

電話サポートが時間制限のある中で、チャット機能によりサイト上から即時に質問できる利便性を提供。購入・予約の文脈に密接に配置することで、顧客の意思決定をスムーズに支援し、オンライン購入体験の摩擦を大幅に低減しています。

JR東日本えきねっとが対話的FAQ検索を実現した事例

JR東日本のインターネット予約サイト「えきねっと」へAIを活用したチャットボットを導入します

項目内容
企業名JR東日本ネットステーション
業界鉄道/EC予約
ビフォー予約サイトの案内はFAQ・ページ遷移中心で、自己解決までの導線が分散
アフターAI活用のチャットボットを導入し、FAQデータベースから自動検索・提示

JR東日本の予約サイト「えきねっと」では、大規模予約サービスにおいて顧客が「迷わず即解決」できる動線の提供が重要課題となっていました。従来のFAQやページ遷移による案内では、目的の情報にたどり着くまでに時間がかかる問題がありました。

2019年2月25日より、AI活用のチャットボット「OKBIZ. for AI Agent」を導入。過去の質問や評価を学習しながら検索精度を向上させる仕組みにより、対話的に最短経路で回答にたどり着けるサービスを実現しました。

導入後は対象画面を順次拡大し、チャットによる対話形式でFAQデータベースから適切な情報を自動検索・提示。これにより、複雑な予約システムにおいても顧客の自己解決率を大幅に向上させ、カスタマーサポートの負荷軽減も同時に実現しています。

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業務効率化・品質標準化した事例

AI接客により内部業務の効率化や品質の標準化を実現した事例をご紹介します。

  • JR西日本カスタマーリレーションズの生成AI活用VoC分析
  • 星野リゾートの生成AI支援による予約センター業務改善
  • 東京メトロの生成AIチャットボットによる対応範囲拡大

JR西日本カスタマーリレーションズが生成AI活用で業務高度化を実現した事例

JR西日本カスタマーリレーションズとELYZA、 生成AIを活用したVoC分析パッケージを開発、実運用を開始 – 最新の生成AI技術を全面活用し、真にお客様の声に向き合うVoCのあり方を実現 – (JR西日本カスタマーリレーションズ):JR西日本

項目内容
企業名JR西日本カスタマーリレーションズ × ELYZA
業界鉄道/コンタクトセンター
ビフォー要約・VOC分析が人手中心で、速度・均質化・負荷に課題
アフター生成AIの通話・メール要約を実運用、24年12月はVoC分析も稼働

JR西日本カスタマーリレーションズでは、お客様センター業務において問い合わせ量の多さに対し、要約・転記・集計などの非付加価値作業が肥大化していました。月間約7万件という大規模な「お客様の声」を扱う中で、情報活用までのタイムラグや品質のばらつきが深刻な課題となっていました。

ELYZA社との共同開発により、段階的にAI導入を推進。2023年3月にメール要約、同年9月に通話要約の実運用を開始し、2024年12月には生成AIを活用したVoC(Voice of Customer:顧客の声)分析パッケージの本格稼働を実現しました。

GPT系LLMとELYZAの技術を組み合わせることで、業務フローを「生成AI起点」で再設計。従来は人手で行っていた要約作業から、タグ付け、可視化まで一連の業務を自動化し、運用効率と品質の大幅な向上を同時に実現。鉄道会社として先駆的なAI活用事例として注目されています。

星野リゾートが生成AI支援で予約センター品質標準化を実現した事例

星野リゾート全施設の宿泊予約センターが、生成AI導入で顧客対応力を強化 | カラクリ株式会社のプレスリリース

項目内容
企業名星野リゾート
業界宿泊/観光
ビフォー予約センターのメール対応が属人化。5,000超のテンプレートから適切な文面を探すのに時間を要し、新人にとって負荷が高い
アフターテンプレ検索+生成AIの下書き生成+校閲で作業を定型化。新人の早期デビュー/自動化領域の拡大に寄与

星野リゾートでは、施設数拡大に伴うオペレーター増強が必要な中、予約センターでのメール対応業務の属人化が深刻な課題となっていました。5,000件を超えるメール返信テンプレートから適切な文面を探し出す作業は時間がかかり、新人オペレーターにとって大きな負担となっていました。

KARAKURI社の生成AI「KARAKURI assist」を導入し、オペレーター支援型のシステムを構築。テンプレート検索から生成AIによる下書き生成、校閲までの一連の作業を定型化することで、応答品質の標準化と新人の早期戦力化を実現しました。

正答率80%を目標とした自動返信機能の段階的拡大により、夜間の「作り貯め」業務も可能となり、生産性が大幅に向上。属人化を排除した標準化された業務フローにより、オペレーターの教育負荷軽減と応答品質の均質化を同時に達成しています。

東京メトロが生成AIで対応範囲拡大と業務効率化を実現した事例

鉄道会社初! 生成AIを搭載したお客様向けチャットボットのサービスを開始します! 合わせて、お客様センター業務にも生成AIの活用を開始します!|東京メトロ

項目内容
企業名東京地下鉄(東京メトロ)
業界鉄道/交通
ビフォー既存のチャットはFAQ前提で、多様化する質問には十分対応できないケースがあった
アフター生成AIにより公式サイト等の情報から適切な回答を生成できるようになり、対応範囲拡大と利便性向上を実現

東京メトロでは、年間の電話・メール問い合わせが多い中、従来のFAQ型チャットボットでは対応範囲に限界がありました。質問の多様化に対して十分な回答ができないケースが発生し、顧客満足度向上のためのより高度なソリューションが求められていました。

2024年11月28日、鉄道会社として初めて生成AIを搭載したお客様向けチャットボットのサービスを開始。公式サイトなどの情報をソースとして、FAQを超えた柔軟な回答生成を可能にしました。

生成AI導入により、従来のFAQ形式では対応できなかった複雑な質問にも適切に回答できるようになり、お忘れ物問い合わせも会話形式で必要情報を入力できるよう改善。さらに、お客様センター業務にも生成AIを活用してメール対応を支援することで、外向けサービスと内部業務の両面で効率化を実現しています。

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店頭プロモーション/購買意欲喚起に効いた事例

AI接客により店頭での販売促進や顧客の購買意欲向上を実現した事例をご紹介します。

  • ヤマダ電機のPepperによる店頭接客とクーポン配布

ヤマダ電機がPepperで立ち止まり率向上と購入意向促進を実現した事例

case_yamada.pdf

項目内容
企業名ヤマダ電機
業界小売(家電量販)
ビフォー店頭説明・集客が紙/人手中心で、新規層の関心喚起に限界
アフターPepperで商品説明+クーポン配布、立ち止まり・購入意向を可視的に押上げ

ヤマダ電機では、来店導線や売場回遊の強化が重要課題となっていました。従来の紙媒体やPOP、人手による接客だけでは、特に家族連れなどの新規顧客層への関心喚起に限界があり、店頭での商品説明や集客の新たな手法が求められていました。

2016年10月に関東4店舗でPepperを使ったテストマーケティングを実施。ロボットによる商品説明とクーポン配布を組み合わせた体験型接客により、立ち止まりから購入検討までの一連の行動変化を定量的に測定しました。

テスト結果では、週末1日で立ち止まり約370人/950人、操作約80人/300人(カテゴリ別、2店舗合計)を記録。アンケート調査では44%が「Pepperがいたから立ち止まった」と回答し、56%が購入を前向きに検討するようになったことが判明。クーポン配布と連動した「体験→購入」導線により、従来にない形での購買意欲喚起を実現しています。


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AI接客導入時の費用対効果を把握する方法

AI接客の導入を検討する際、最も重要なのが投資対効果の見極めです。以下の観点から総合的に判断することが重要になります。

初期費用と月額料金の構造を事前に把握する

AI接客システムの費用構造は、大きく「初期費用」と「月額・従量課金」に分かれます。初期費用には、システム導入費用、カスタマイズ費用、初期設定費用が含まれることが一般的。月額費用については、基本料金に加えて問い合わせ件数や利用時間に応じた従量課金が設定されているケースが多く見られます。

特に注意すべきは、導入後の運用費用です。チューニング(調整)作業やFAQ(よくある質問)の更新、システム連携の追加開発などで想定外の費用が発生する可能性があります。

ニューラルオプト編集部

契約前に、どこまでが基本料金に含まれ、どこからが追加費用になるのかを明確にしておくことが重要です。

投資回収期間は人件費削減と売上増加で算出する

ROI(投資収益率)の試算には、「年間人件費削減額+売上増加額−総導入・運用コスト」の計算式を用います。人件費削減効果では、オペレーターの工数削減時間を時給換算し、年間ベースで算出。売上増加効果では、24時間対応による機会損失の回避や、コンバージョン率向上による収益増を見積もります。

多くの企業では、12〜24ヶ月での投資回収を目標設定しているケースが一般的です。

ニューラルオプト編集部

ただし、効果の現れ方は業界や導入規模によって大きく異なるため、類似事例を参考にしながら現実的な期間設定を行うことが大切です。

助成金・補助金の活用で初期負担を軽減する

AI導入には、国や自治体からの助成金・補助金を活用できる場合があります。特に中小企業向けのIT導入補助金や、地域の産業振興を目的とした補助制度などが該当する可能性があります。

申請には一定の条件や手続きが必要なため、導入検討の初期段階で利用可能性を確認することが重要です。

ニューラルオプト編集部

補助金の採択により、初期費用の大幅な軽減が可能になる場合もあります。

期待効果の相場を業界ベンチマークで把握する

AI接客導入による効果には一定の相場感があります。AHT(平均処理時間)の短縮、問い合わせ放棄率の低下、顧客満足度(CSAT)の向上、コンバージョン率(CVR)の改善などが主要な指標となります。

業界や企業規模によって効果のレンジは異なりますが、既存事例を参考にして現実的な目標設定を行うことで、導入後の効果測定と改善活動をより効果的に進められます。

ニューラルオプト編集部

自社の現状値と目標値を明確にし、定期的な効果測定を実施することが成功の鍵となります。

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AI接客の導入ならニューラルオプト

AI接客システムの導入をお考えなら、課題解決コンサルティングから対応可能な合同会社ニューラルオプトにご相談ください。世界的生成AIであるChatGPTの開発に携わる技術力と、豊富なデータサイエンス知見を活かし、単なるシステム開発にとどまらない総合的な支援を提供します。

「失敗リスクを最小化する」をコンセプトに、課題の根本分析から解決策の提案、組織への定着支援、運用改善まで一貫してサポート。ECサイト「eBay」の価格自動設定AIや手書き文字のAI認識システムなど、実績豊富な開発力で、お客様の課題に最適なAI接客ソリューションを実現します。

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低コスト・堅実な進め方

費用対効果や
損益分岐点の計算

目的に応じた
必要な機能要件一覧

コンセプト設計
(サービス開発の場合)


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開発・支援事例

著者

鈴木 佑理のアバター 鈴木 佑理 代表取締役

株式会社ニューラルオプト代表。
東京外国語大学卒業後、大規模言語モデルBERTなどの機械学習を活用したマーケティングツールの研究開発を目的にニューラルオプトを創業。

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